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都幾川炭焼き [マイガーデン]

炭焼き風景

かつては山間部でよく見られたであろう炭焼きの風景。


山に立ち上る炭焼きの煙と炭焼きのにおい。
焚き火を嗜む物にはおなじみのにおいでもある。しかしこの一種独特の刺激臭は、現代においては急に炭焼きなんか始めると、馴染みのない近くの集落から「変な臭いがする」と苦情が来ることもあるらしい。

ここは一応そういった新しい人が周辺にいない、安心な都幾川の山である。


黒炭窯の中1
黒炭を焼く窯は既に材料木材がぎっしりと詰まってる。
レンガ手前の、下にロストルを敷いてあるスペースは、焚きつけ用の薪を投入する場所である。この後薪を詰めて入口をレンガで塞いでしまうが、ロストルの下に通じる焚き付け口を残しておき、そこから火を点けるのだ。

黒炭窯の中2
窯の中の拡大図。
材料木材でぎっしり。天井部の隙間には焚きつけ用の小枝が、入口付近の隙間には焚きつけ用の杉材が押し込んである。どのみち入口付近の木材はすべて燃え尽きてしまうだろう。
レンガの内壁は、このあと上部に1枚分の隙間を残して塞いでしまう。



火入れ
焚きつけの薪を前室に詰めて入口をレンガで塞ぐと、下に残した焚口から火をつける。

火入れ直後
火を入れてけっこうすぐに煙突から煙が出てくる。
まずは前室の焚きつけ材をごうごうと燃やす。焚きつけ材が足りなそうになったら、上部のレンガを取り除いて薪を追加していた。こうして窯内の温度を上げて炭材の乾燥を促すとともに、窯内の焚きつけ材にも引火させていく。
写真は火入れから3時間くらい経ったころ。窯の温度も上がり、あちこちから湯気が出ている。しかしまだ煙突から出ている煙の温度は冷たく、まだ窯の中に火は移ってないだろう。
炭焼き師は今日一晩ここに泊まり、窯の中に火が回るまで薪をくべたりして火の番をするのだ。




2日目の黒炭窯
翌日の黒炭窯。
もう窯の中にも充分火が回り、入口も空気穴を残して塞いでしまっている。煙突から出ている煙は手をかざしていられないくらい熱くなっている。
専業の炭焼き師は、ここから煙の色を見ながら空気穴を調整して窯の中をコントロールしていくのだが、ここは専業ではないので、2日後くらいに様子を見て空気穴も煙突も塞ぎ、消化に入る。さらに1週間くらいして窯が冷えたら炭出しである。

煙突部
煙突部を拡大。
煙突から変な受け皿を介して斜面に導管が伸びてその先から煙が出ているが、これは木酢液を採取する装置。
煙が導管の中を通っていくと冷やされて茶色い液体化する。この液体が木酢液で、ホームセンターの園芸売り場に行くとペットボトルに入って肥料として売っている。
この煙はネイチャーストーブ界ではウッドガスや木質ガスと言っているヤツで、ウッドガスストーブはこれを燃やすように作られている。
なお自作ウッドガスストーブの記事はこちらにあります。

さてところ変わって、こちらは炭窯2号。今焼いている黒炭窯の隣にある。 こちらでは今回、竹炭を焼こうとしている。 2号窯内部 2号窯の中。こっちの窯は大谷石で壁が作ってある。 奥の壁の下に空いている四角い穴が煙突に繋がる穴。 2号窯全景 2号窯の全景。 中を掃除して、下に竹を敷き、竹炭にする竹を詰めているところ。 2号窯の中 竹材を詰め始めた直後の窯の内部。 今回この竹材の詰め込みを任された。 木っ端 炭にする竹材の他に、焚き付け用の竹の木っ端も大量に用意しなければならない。木っ端は隙間に詰め込む。 木っ端作り この木っ端作りがまた大変。炭にする竹を詰めている間に人海戦術で作る。 竹材を詰め込む 竹材を窯半分近くまで詰めたところ。 木っ端詰め込み そうしたら竹材と天井の隙間に木っ端を詰め込む。竹材を入れすぎると手や体が入らなくなってしまうので、半分くらいから先は竹材と木っ端入れを少しずつ進めた。 竹炭窯 竹材と木っ端が入口までぎっしり詰まったところ。 鉄板の内壁 ここで内壁を立てる。2号窯はレンガではなく鉄板を使用。鉄板と竹材の間は木っ端を詰め込む。 入口を塞ぐ そうしたら焚口(下の小さい口)と薪投入口(上部に開いている)を残して、大きい大谷石で入口を塞ぐ。隙間は粘土で埋める。 薪投入口 薪投入口から中を覗いたところ。内壁の鉄板が見える。 このスペースは焚きつけの竹や薪を入れるところで、薪を詰め込んだら下から火をつける。窯の中に火が回ったらここも塞いでしまう。黒炭焼いてる1号窯と基本構造は同じだ。 火入れは後日ということで、本日はここまで。 火入れには立ち会えないなあ。 炭出しのときはなんとか来たいと思う。
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